売り手としてのリスクを軽減するために:買い手の異常な動向を見極める方法
1. 配送先住所が、不正行為リスクの高い国や地域にある
いつもと違う、あるいは予期しない場所からの決済が異常に多くなっていませんか?海外通販は急速に発展しており、グローバル市場へのアクセスにはメリットがある反面、不正行為が多いことで知られる国々も存在します。このような国からの決済には、綿密な調査が必要となるでしょう。2. 注文が通常よりも多い
新規顧客からの注文が、平均的な注文数よりも多い場合、特に電子機器のような需要の高い商品の場合は注意が必要です。3. 通常と異なる時間帯に、通常と異なる規模の注文を受ける
例えば、国内の顧客から同日の午前3時頃に10件の注文を受けた場合などです。4. 短期間に異常に多くの注文を海外から受ける
例えば、通常は海外からの注文を月に2件の受けるところを、数日のうちに50件以上受けた場合などです。5. 同一商品に対する複数の注文
例えば、買い物客が同じ靴を50足、さまざまなサイズで注文した場合などです。その注文が常識の範囲内にあるかどうかを判断してください。6. 異なる顧客から複数の注文が同じ住所に配送される
多くの場合、詐欺師は複数の人からクレジットカードを盗み、1つの住所に注文を発送します。7. 請求先住所と配送先住所が一致しない
異なる住所に発送するからといって不正利用であるとは限りませんが、まっとうな顧客は多くの場合、請求書送付先の住所を使用します。注文の詳細をすべて見て、他に何か変わったことはないか考えてみてください。8. 決済後に顧客から配送先住所の変更を求められた
住所変更が理にかなっているかどうかを確認してください。詐欺師の中には、システムに引っかからないように最初は有効な住所を入力しておき、その後変更を求める者もいます。異なる住所に発送した場合、その購入はペイパル売り手保護制度の対象外となりますので、ご注意ください。9. 同じ注文が複数のクレジットカードで行われている
顧客が複数回に分けての支払いを求めてきたり、同じ名前でも異なる名前でも、複数のクレジットカード番号を提示してきた場合には注意が必要です。詐欺師は、複数のカードを使って多数の取引を分割あるいは作成したりするように要求することがあります。まだクレジットカードの顧客名を収集していない場合は、不正利用を検知するために、収集を始めてください。10. 顧客からの急ぎの配送や夜間配送の要求がある
詐欺師は、コストをかけてでも早く商品を受け取りたいと考えています。11. メールアドレスが怪しい
knh$$yro123456@gmail.comのような普通ではないと思われるメールアドレスや、送信エラーとなるメールに注意してください。正当な顧客は多くの場合、自分の名前を含んだメールアドレスを使用します。12. 顧客からの過剰な支払い
過剰な支払いがあった場合、電信送金やオンラインバンキングでの送金、または事前に入金されたマネーカードを使って返金してはいけません。過払い詐欺はよく見られます。ペイパルを通じて返金してください。13. 配送先住所が怪しい
高額な注文を発送する前に、送り先を確認してください。犯罪者は匿名性を保つために、貨物輸送業者、運送会社、私書箱、空き家などに注文品を発送することがあります。ビジネスを守るためのさらなる情報は、不正決済を防ぐための5つのステップでもご覧いただけます。
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